れおちゃん家のブログ

運動不足の社会人です。創作物と日記を公開しています。お暇つぶしにどうぞ。

台湾旅行に行ってきた③

 3日目は、前日に見送った台湾総統府に行ってきました。平日の11:30までに行くと内部を見学できるので、早めに向かいました。総統府前のそれっぽい列に並んだら、警備員の人が通してくれました。台湾に来て初めて中国本土ばりの身元確認&荷物検査もありましたが、変なものは何も持っていないので難なく通過できました。その後、日本語ができるボランティアさんに案内されて、見どころなどを説明してもらえました。

台湾総統府入口/中庭

 内部は展示室になっていて、台湾近代史をあらためて学ぶことができました。30分くらいで周れます。日本の台湾総督府の建物を再利用していて、よく保存できているなあと思いました。うろ覚えですが、中庭はもともと総督府時代の自転車置場だったと書いてありました。何というかノスタルジックな感がします。

 見学後は、隣にある国史館に行き、1階と2階にある展示を見学。国史館も日本統治時代の建物を再利用しているので、色々と名残がありました。閲覧室はちょっと入ってみたかったけど、とくに見たい公文書もないのであきらめました。

国史

 その近くにある、西本願寺派の跡地にある八拾捌茶輪番所でお昼ごはん。平日だったせいかほとんど人もいなくて、久々の畳でまったりお茶を飲みました。

▲八拾捌茶輪番所

 さらにMRTで移動し、有名な龍山寺へ。暑さに弱い私と連れは、この時点で疲労困憊だったので、お寺の隅っこに座り込んでいました。本堂からお経が聞こえていたのですが、たちまち陽気な歌にかわり、信者さんや参拝客も含めて大合唱がはじまりました。日本人にはない明るさ。いいな~。

龍山寺

 龍山寺を出てすぐ左に行くと、清代の古い町並みを残す剥皮寮(bō pí liáo)歴史地区があります。レンガ造りの美しい道なりが続きます。途中、祭壇があり、紙銭を焼いている人たちがいました。どういう風習があるのだろう。門前町ということで、仏具や玉石などが売られていて、なかなかディープな感じでした。

▲剥皮寮歴史地区

 その後、微妙に時間が余ったので、MRT忠孝新生近くにある華山1914文創園区に行きました。ここも日本統治時代の酒工場の跡地に立てられたようです。工芸品店やレストランがあり、また日本のアニメ関連の展示も多かったです。しかし、物価が高くて何も買う気になれず。

▲華山1914文創園区の展示

 1日歩き続けて限界だったので、ホテルに帰りました。また、財布の方も限界が来ていたので、夜はファミリーマート(全家)のコンビニ飯にしました。何と日本のクレジットカードが使えなかったので、現金を使用しましたが、かなり安くすみました。

 

 そんな感じで3日間の台湾旅行が終わりました。気温と物価の高さゆえに、制約はありましたが、総じて楽しかったです。とくに、みなさん日本語ないしは英語を勉強されているのでコミュニケーションには困らないし、何より温和で親切です。また近々行きたいと思いました。以上!