2023年、コロナ明け初の海外旅行に行ってきました。行き先は台湾で、8月下旬に3泊4日で行きました。台湾人の友達から、「屋内はクーラーガンガンきいてて、外に出ると眼鏡が曇る」と聞いていたので、上着と替えの下着を多めに持っていきました。
台湾に行くのは20年ぶりです。台湾の入国審査もオンライン化しており、日本で事前登録しておけば審査も楽ちん。窓口でパスポートを出して「オンライン」と言えばOK。あとは顔と指紋を登録するだけ。オンラインでないと紙に書くことになり、そこそこ時間がかかるので、オンラインがおすすめ。
空港職員が日本語ペラペラなのは20年前とあまり変わりません。そして、トイレで紙が流せるようになっていたのはありがたい……!
さて、今回はJTBを通しました。空港でJTBの現地添乗員と落ち合い、送迎タクシーに乗って、台湾の最近の事情を教えてもらいながらホテルに到着。その後は自由行動です。
移動はMRTがメインで、乗り換えはサイトで検索。日本の「スイカ」(SUICA)にあたる「悠遊カード」(EASY CARD)を購入すると楽だと聞いたので、ホテル最寄り駅の券売機(日本語対応)で100元を払って購入した。
やっかいなのが、現金でチャージする場合はおつりがでないこと。私はそのとき1000元と500元札しかもっていなくて、試しに券売機に入れてみたが、おつりが出なそうだったので、水を買ってくずしておいた50元硬貨でちまちまチャージ。
最初に、MRTで国父紀念館に行きました。中華近代革命の父である孫文の紀念館です。孫文の座像の他、東西に展示室が併設されています。孫文は日本に亡命していたこともあり、日本とゆかりのある人物です。展示室では、台湾だけでなく日本側の資料もあわせて展示されていてとても勉強になります。
紀念館の前には庭もあってブラブラしてもいいのですが、8月の台湾はとにかく暑い。湿気も多くてじめじめしています。……歩きたくない。
空を見上げると、台北101が見えたので、歩きたくないですが、近いので歩いて行くことにしました。およそ15分くらいで着きました。日傘を持ってきて正解でした。
そもそも、アジアなので物価は安いだろうという思い込みで、1万円分しか外貨両替していなかったのですが、足りそうもないことが判明しました。とにかく、台湾でも物価が高騰しており、さらに円安も重なって、ちょっと屋台で面包を買い食いするだけでも150元(800円くらい)かかります。連れにいたっては、そもそも両替をしていませんでした(笑)。
台北101の地下1階に両替所があったので、とりあえず1万円分を追加両替。5階に上がって、89階までのチケット2枚を購入。日本語の表示板もあるし、受付の人は英語ペラペラです。土曜日だったので高速エレベーターは行列になっており、およそ40分待ちでした。
ある程度列が進むと写真撮影コーナーがあり、そこでカメラマンの人に写真を撮ってもらいます。連れと2人でピースをしたら、周りの人々が両方の人差し指を立てて「ワンオーワン」と連呼するので、2人で動揺していると、どうやらピースだけでなく「101」のポーズもするのだと気づきました。撮影した写真は、89階で現像したものをもらえるそうな(有料)。
高所恐怖症なのですが、あまり揺れなかったし、みんな休憩スペースでくつろいでいたので、いつものような恐怖は感じず。マンゴージュースを飲んで私もくつろぎました。
撮影した写真を購入(これも高い)して、MRT台北101駅からホテルに帰宅。そのあと、夜ご飯を食べに行く。MRT忠孝新生から近い「芝生食堂」という日式料理店。日本と同じで、店員に声をかけて自分で席を取って注文する方式らしい。ちなみに、台湾のお店で食べるときは、自分で伝票を取って食べたい物にチェックして店員に渡すと聞いたんだけど、結局その方式のお店にはあたりませんでした。
そして、私はヘルシーなつみれ料理を注文。薄味でまあまあ。連れは生姜焼きを注文したのだけど、すき焼きのようなものが出てきました。中国語で店員さんに頼んだので、通じていなかったのかも。それとも、そういうものなのかな?
というわけで、1日目終了。2日目につづく。